首の問題からくる腕・手の痺れや痛み、
手術以外の選択肢もあることを知ってください!
先日X-JAPANのYoshikiさんがロサンゼルスで頸椎椎間孔狭窄症及び椎間板C5/C6の椎間板ヘルニアのため人工椎間板置換手術を受けられたのは皆さんもご存知のことと思います。
治療の詳細な経緯は、彼のウェブサイトYosiki.netで説明されていますが、2009年にも頸椎椎間孔狭窄症と診断され、頸椎椎弓切除・頸椎椎間孔切除という2つの手術を受けています。
それではこのような首の問題が起こった時の治療法は手術しかないのでしょうか?
答えは『いいえ』です。
下部の頸椎に問題が起こるのは、上部の頸椎のズレにより首の従来のカーブが徐々になくなっていくことで、頭の重さを均等に分散できなくなり、下部頸椎に負担が掛かることが原因となっています。したがってその根本原因を取り除いてあげることで、下部の頸椎の問題も改善することが可能なのです。
こちらのレントゲン画像は、60代の患者さんのものです。Yoshikiさんと同様の首の問題を抱えています。また症状としては、右側の腕から手にかけての痺れと痛みを一年以上抱えていました。
一番上の首を調整後、2週間程で腕から手にかけての痺れと痛みが取れています。それから約1年、しびれ等の問題はでていません。
(症状が改善する速さ、どのような過程を経て改善するかは個人差があります)
なぜ、首の一番上の骨を調整しただけなのに、このような変化が起こるのか?それは一番上の首の骨を整える事でその下に続く骨が補正作用で徐々に動き始め、下部の頸椎へかかる負担が軽減されるからなのです。
上部頸椎カイロの目的は症状に対する治療ではありません。骨のズレによって起こる神経の圧迫を取り除き、神経の流れを整える事が治療の第一目的です。
しかし、首の調整によって神経の流れが整うことで身体の機能が本来の力を取り戻し、様々な症状が改善されます。
また調整によって一番上の首の骨が整うことで、下に続く身体全体の骨が整い始め、首や腰の一部に掛かる負担や片側の膝や足首に掛かる負担がなくなることで、首や腰・膝などの痛みやぎっくり腰などの問題が改善されていくのです。