アメリカの病院で面白いなと思ったのは、「お支払いが先」だということです。
診察も治療もしていないのに、どうして料金が計算できるの?とは思いますが・・・私が初めてUCLA Medical Center(カリフォルニア大学ロサンゼルス メディカルセンター)のHEAD&NECKへ診察で行った時も、お会計が先でした。
どういう理由で前払いを求めているのか、はっきりとは分かりませんが、私の予想では・・・
「手持ちがありません」「クレジットカードが使えません」など、診察後に全額を支払ってもらえないケースが結構あるのでは?と思っています。(その後の未払金の回収も面倒ですからね~)
知り合いのドクターも上記のようなケースを経験していました。診察の予約をしてくるのに、支払いの用意をしていないってどうなんでしょうね???
診察料金を知らず、支払いの際に高額すぎて払えなかったのでは?という意見もあるかと思いますが・・・
ERに急遽運ばれた!なんてケースでない限り、診療にかかる費用は事前に確認される患者さんがほとんどなので、「診察料がこんなに高いなんて知らなかった!」「だから今持ち合わせがない!」とは言えないかなと思っています。
ちなみに、今まで何軒かの歯医者さんに行っていますが、それらの歯医者さんは後払いだったので、全ての医療関係が前払いとなっているわけではないようです。
アメリカの医療費が高額であることはよく話題に上ります。その原因を考えたとき、製薬会社や保険会社など利権に関する問題が多々あることは周知の事実です。しかし・・・
医療費が高くなる原因の一端が、
医療を受けている一般の人たちにもある!
ということにどれくらいの人が気付いているのでしょうか?
このテーマに関しては、独立した記事としてブログに掲載したいと思います。
次回は 【第5話】キャッシュ払いのお値段は?・・・耳を疑いました!
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